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クリプトン、e-ラーニング入学前準備教育システムを開発

 クリプトンは2020年6月1日、大学・短大・専門学校向けに新型コロナウイルス感染防止対策で懸念される2021年度以降の影響を解決するために、オンデマンド形式のe-ラーニング入学前準備教育システムを開発したことを発表した。

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 クリプトンは2020年6月1日、大学・短大・専門学校向けに新型コロナウイルス感染防止対策で懸念される2021年度以降の影響を解決するために、オンデマンド形式のe-ラーニング入学前準備教育システムを開発したことを発表した。

 e-ラーニング入学前準備教育システムは、感染症に限らず自然災害などへの対応を考えるとオンライン教育の本格的な組み立てが不可欠であり、これを成立させるためには、早い段階で全学生に対する情報リテラシー教育が必要との考えから開発された。

 インターネットがあればいつでも学習が可能。講座によりテーマごとの課題や単元テストがあり、習熟度が確認できる。受講者が提出した課題はクリプトンより添削結果が返却される。質問・相談はメールで受け付け、適切な回答で学習をサポート。データの蓄積により学習効果を数値で分析することも可能。また、掲示板の利用で受講生同士の情報交換もできる。

 科目は「情報リテラシーI(基礎編)」「情報リテラシーII(応用編)」のほか、「日本語表現力講座」「TOEIC TEST対策講座」「TOEFL TEST対策講座」などを用意。また、国が進める数理・データサイエンス・AIリテラシー教育の導入を支援する「AI・データサイエンス講座」も2021年度大学入学対象者より開講予定。これらは大学の正課授業として実績のある講座を入学前にも受講できるようにしたもので、入学後に単位設定することも可能な設計にしてある。

 フルe-ラーニング型にするか通学を組み合わせるかなど、各大学に合わせた運用が可能。8月ごろまでに導入を決定した大学と詳細を設計したうえで12月に開始し、3か月から4か月で修了することを想定している。
《桑田あや》

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