教育現場で日々奮闘されている先生へ。リシードは、現役の小学校教諭である松下隼司氏による連載「先生の事情とホンネ」を毎月掲載している。
文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞した経験をもち、教育書の執筆も手掛ける松下教諭が、日々どのようなことを考えて子供たちと向きあっているのか。授業や教室運営の工夫を紹介するほか、未来を担う子供たちの教育に携わる「教員」という仕事の魅力も発信していく。
第19回のテーマは「学校でも義務化される『カスハラ』防止対策」。大阪の公立小学校教諭として24年目のキャリアをもち2児の父親でもある松下氏が、教諭・保護者の双方の立場からこのテーマについて臨む。
カスハラ(カスタマーハラスメント)とは、顧客、取引先、保護者・住民などからの社会通念上許容される範囲を超えた不当・過剰な要求や、暴言・脅迫などの迷惑行為のこと。働く人の身体的・精神的な健康を脅かし、業務に支障をきたす深刻な問題として、対策が急速に進められています。
改正労働施策総合推進法により、2026年10月1日から事業主(学校設置者を含む)にカスタマーハラスメント防止措置が義務付けられます。これを踏まえ、文部科学省も指針として「学校と保護者・地域住民等とのより良い関係構築のためのガイドライン ~保護者等の社会通念上許容される範囲を超えた言動への対応指針~」を作成し、8月に公表しました。下は、文部科学省が作成した保護者・地域住民への啓発用の資料です。













