ガイアックスは、北陸発のスタートアップ創出プラットフォーム「Tech Startup HOKURIKU(TeSH)」の活動の一環として、石川・富山・福井の小学校を対象に起業家教育の講師を無償派遣する「TeSH 起業家教育支援プログラム」を2026年9月1日から2027年3月31日まで実施する。
同プログラムは、北陸地域におけるアントレプレナーシップの認知拡大と学校現場での実践支援を目的に、昨年度から実施している。これまでに北陸3県の延べ16校、1,440人に提供してきた。これまで小学校からの申込みが多かったことから、今回は4~6年生の児童を対象に追加募集を開始した。
TeSHは、金沢大学やJAIST(北陸先端科学技術大学院大学)が主幹機関を務め、北陸地域の大学・高専が連携する組織だ。起業家教育に精通した講師が小学校に出向き、児童や教職員向けの講義を行う。アントレプレナーシップは、さまざまな困難や変化に対し、自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神を指す。
内容は学校のニーズに合わせて提供する。児童向けには、学年合同キャリア講演会やワークショップ、学習発表会でのコメンテーター派遣などがあり、4~6年生の児童10人以上から受け付ける。教職員向けには、アントレプレナーシップ教育の目的や具体事例を知り、日ごろの授業づくりに生かす研修を用意する。
募集定員は先着順で5校。所要時間は1~2時間程度で、対面またはオンラインで実施する。費用は無料で、学校側はプロジェクターとスクリーン、または大型モニターなどを準備する。申込みは専用フォームから受け付け、オンラインでの30分程度の事前ヒアリングを経て当日を迎える。複数回の実施や土日の開催も可能だ。
運営と講師はガイアックス教育事業部が担当する。ガイアックスは起業支援とスタートアップ投資を行う東京のスタートアップスタジオで、これまで1万7,000人以上に起業体験プログラムを提供してきた。同プログラムでは、N高やベネッセ、カタリバなど教育の最前線で活躍してきたメンバーが講師を務める。
プログラム中は写真撮影を行う場合があり、写り込みを避けたい方がいる場合は当日講師まで知らせる。授業後には簡単な振り返りアンケートの記入をお願いしている。これまでの児童からは「人々の困りごとに応じて柔らかい発想をして行動すればなれると思った」などの感想が寄せられ、教員からも刺激になったと評価されている。
ガイアックスは自治体や高等教育機関などと連携し、若年層向けのアントレプレナーシップ教育のほか、高校生を対象としたAI学習プログラムや教員研修、進路指導AIアシスタント「Marvin」を用いた学校のDX支援など、学びの現場を支える取組みを行っている。








