文部科学省は2026年7月30日、「令和9年度大学入学者選抜実施要項等に関するQ&A」をWebサイトに掲載した。総合型選抜・学校推薦型選抜における個別テストや面接の実施方法など、2027年度入試に向けた留意点をQ&A形式で示している。
2027年度要項からの新規掲載Q&Aは7件。このうち、第3「入試方法」Q3-3では、総合型選抜や学校推薦型選抜で教科・科目に係る個別テストを実施する場合の留意点について説明している。個別テストは、高等学校段階での基礎的な学習成果を問うものとし、調査書などの出願書類、小論文、面接、実技検査など、ほかの評価方法と適切に組み合わせて多面的・総合的に評価することが必要で、個別テストの成績が合否判定の大部分を占めることがないよう留意を求めている。
また、Q3-5では、総合型選抜および学校推薦型選抜に該当する場合、2月1日以降に個別テストを実施する場合や、個別テストを実施しない場合であっても、面接による評価を必ず行う必要があることを示した。
Q3-6では、面接の具体的な方法について、評価者が直接評価し、受験者が即時にインタラクティブな応答を行える内容である必要があると説明。AI面接やペーパーインタビューで代替することは認められないとしている。
さらに、Q3-7では、外国人留学生試験についても、総合型選抜や学校推薦型選抜として実施する場合は、面接による評価が必要であることを明記した。
新規掲載Q&Aには、調査書作成に関する3項目も含まれている。海外の高校から編入した生徒や高等専門学校から高校に編入した生徒について、修得単位数や評定の欄は空欄とし、備考欄に単位の取扱いを記載することを示した。また、ほかの高等学校から転入した生徒の調査書については、前籍校の指導要録の内容を転記する方法、または指導要録の写しを添付する方法のいずれかで作成することとしている。











