横浜市立大学と北里大学は2026年1月26日、北里大学白金キャンパスにて、教育・研究・医療分野における連携強化を目的とした包括的連携協定を締結した。医学部および附属病院を有する両大学が資源を相互活用し、組織的な連携を進めることで、次世代の人材育成や学術・医療の発展に寄与することを目指す。
近年、少子化や国際競争力の低下により、大学には社会のニーズに即した人材育成や研究力の強化、成果の社会実装、地域共創の推進といった役割の再構築が求められている。このような状況下で、両大学は教育・研究資源や医療分野の知見を相互に活用し、幅広い分野で組織的な連携を図る。
横浜市立大学は2025年1月、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択された。今後、研究力を一層強化し、社会実装へとつなぐ研究エコシステムを構築するため、大学間連携を不可欠としている。
一方、北里大学は細菌学者・北里柴三郎を学祖とする生命科学の総合大学で、9学部18学科を擁する。医学・薬学・看護学など幅広い分野で卓越した実績をもち、実学の精神をもって研究成果を社会に還元する取組みを実践している。
今回の包括的連携協定の主な内容は、(1)学術研究、(2)教育、(3)研究交流・共同研究、(4)国際交流、(5)施設設備等の相互利用、(6)学生および教職員等の相互交流、(7)各種助成事業への共同申請、(8)その他双方が必要と認める事項の8項目にわたる。
横浜市立大学の近野真一理事長は「今回の協定締結を機に、教育・研究・医療の各分野で組織的な連携を進め、広く地域社会に貢献してまいります」とコメントしている。
北里大学の浅利靖理事長は「両大学の教育・研究の知見を活かした連携協力を推進し、社会課題、地域課題の解決に向けた様々な取り組みを進めてまいります」と述べている。







