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さつきの電子黒板「MIRAI TOUCH」でChromeOSが利用可能に、Bettにて発表

 さつきは、2025年1月に開催されたBritish Educational Training and Technology Show(Bett)にて、Googleが提供するChromeOSを電子黒板上で利用可能にする「Chromebox OPS」を発表した。2025年2月の提供開始を予定している。

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 さつきは、2025年1月に開催されたBritish Educational Training and Technology Show(Bett)にて、Googleが提供するChromeOSを電子黒板上で利用可能にする「Chromebox OPS」を発表した(※)。2025年2月の提供開始を予定している。※OPS:Open Pluggable Specificationの略。電子黒板等の機器にコンピューティング機能を追加するためのプラグインフォーマット。

 これにより、さつきの電子黒板「MIRAI TOUCH」の現行製品すべてで、ChromeOSを利用することが可能。Google Workspace for Educationと連携することで、Googleの多彩なソフトウェアをMIRAI TOUCH上で操作できるようになる。

 Chromebox OPSは、第13世代Intel Coreプロセッサを搭載し、Wi-Fi 6Eと2.5Gイーサネットによる超高速ワイヤレス通信を実現。また、高速で多彩な接続性を提供するThunderbolt 4を搭載。さらに、ウィルスやマルウェアからシステムを守るソフトウェアとセキュリティの自動アップデート機能を備える。

 Google Playから多彩なAndroid用アプリをダウンロードし、電子黒板上で利用できることも特徴のひとつだ。ゼロタッチ登録に対応し、Chrome Education Upgradeライセンスを標準バンドルするため、インターネット接続時に自動的に自治体や学校の管理下に登録することができる。これにより、クラウド上での一元管理が可能となり、適切なポリシー設定を行うことで、教員や児童生徒が安全な環境で電子黒板を利用できるようになる。また、ミライタッチ専用のホワイトボードソフト「MIRAI NOTE」が、ChromeOSで利用できることで、板書からデータ共有まで、よりスムーズな授業が行えるとしている。

 カメラやマイクを標準搭載しているMIRAI TOUCHの最上位モデル「X series」では、内蔵した実物投影機で被写体を撮影し、AI連携による文字起こしや、マイク機能を活用した外国語の即時翻訳、音声検索機能の連携も可能。上部カメラとマイクを活用し、Google Meetでのオンライン授業や交流も行える。

 さらに、主要デジタル教科書への対応、管理コンソールでの一括管理、Web会議の利用など、授業で活用できる機能を搭載する。

さつき「MIRAI TOUCH」
製品比較
《編集部》

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