神戸市は、2026年度の教員採用選考試験の日程および制度改正について発表した。試験は6月14日から始まり、筆記試験や面接試験を実施予定。また、離職者を対象とした特別選考の出願要件が改正され、より多くの離職者が応募できるようになった。詳細は2025年3月以降に公表される予定だ。
神戸市は、2026年度の教員採用選考試験の日程を明らかにした。1次選考試験は6月14日に筆記試験が行われ、集団面接試験は6月27日と28日に実施される。2次選考試験は7月中旬以降に個人面接試験と実技試験が予定されており、合否発表は9月中旬頃に行われる予定である。
さらに、離職者を対象とした特別選考の出願要件が改正された。一般離職者区分では、過去に神戸市立学校園の正規教員として3年以上の勤務経験を有し、離職後12年以内の者が対象となる。これにより、従来の5年以内から12年以内に拡大され、より多くの離職者が応募可能となった。
また、子の養育を目的とした離職者区分では、過去に神戸市立学校園の正規教員としての勤務経験を有し、在職中に育児休業を取得後、引き続き子を養育するために離職し、離職後12年以内の者が対象となる。従来の8年以内から12年以内に拡大された。
介護を目的とした離職者区分についても、過去に神戸市立学校園の正規教員としての勤務経験を有し、在職中に介護休暇を取得後、継続して当該要介護者を介護するために離職し、離職後12年以内の者が対象となる。こちらも従来の8年以内から12年以内に拡大された。
これらの改正により、神戸市は離職者が再び教員として活躍できる機会を広げることを目指している。詳細な内容については、2025年3月以降に公表予定の「2026年度神戸市立学校園教員採用選考試験実施要項」において発表予定。