文部科学省は2024年11月19日、2024年度(令和6年度)橋渡し研究支援機関に、藤田医科大学を運営する学校法人「藤田学園」を認定したと発表した。医療系大学としては初の認定、全国では12番目の施設になる。
橋渡し研究支援機関認定制度は、大学等の優れた基礎研究の成果を革新的な医薬品・医療機器等として国民に提供することを目指した制度。大学等が有する橋渡し研究支援機能のうち、一定の要件を満たす機能を有する機関を「橋渡し研究支援機関」として文部科学大臣が認定している。
文部科学省は大学等を対象に3月1日~5月31日まで公募を実施。公募期間中に1件の申請があり、「橋渡し研究支援機関認定に係る専門委員会」による確認のうえ、今回1機関を認定した。
11月19日付で認定されたのは、藤田医科大学を運営する藤田学園。医療系大学としては初、全国で12番目の施設になる。
藤田医科大学はWebサイトで今回の認定を公表。FUJITA VISION 2030「世界一独創的な研究拠点へ」のもと、全国からシーズを募集し発掘・育成・支援を行い、藤田医科大学病院での臨床試験を経て先端医療技術の早期社会実装を目指すとしている。