日本国際協力センター(JICE)は高校生から社会人を対象に、ASEAN諸国および東ティモールと国際交流をはかる対日理解促進交流プログラム「JENESYS2024」の参加者を募集する。参加費はパスポート手数料や空港までの交通費など。渡航費、宿泊費などは事業が負担する。申込締切は7月21日。
「対日理解促進交流プログラム」は、日本政府(外務省)が推進する人的交流事業。海外諸国との間で対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい・派遣、またはオンライン交流を行うことで、対日理解の促進や外交基盤の拡充を目的に実施している。
今回募集する「JENESYS2024」は、「対日理解促進交流プログラム」のうち、アジア大洋州の各国・地域を対象とした事業。ASEAN諸国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)および東ティモールの11か国を対象に実施。高校生、専門学校生、大学生・大学院生、社会人などを渡航またはオンラインにて派遣し、各国の人々との交流を通じて日本の文化や生活を紹介する。
応募について、高校生と専門学校生派遣は学校単位、大学生・大学院生と社会人派遣は個人単位で受け付ける。日程や募集人数などはプログラムによって異なり、たとえば高校生対象の渡航プログラムでは「インドネシア」に1校(高校生6人、引率者1人の計7人)、「タイ」に1校(高校生9人、引率者1人の計10人)、「シンガポール」に1校(高校生7人、引率者1人の計8人)を派遣する。プログラムの日程は「インドネシア」が12月3日から10日、「タイ」が2025年2月4日から11日、「シンガポール」が2月11日から18日。
また、高校生対象のオンラインプログラムでは、12月2日から13日のうち平日6日間程度に実施。「ミャンマー」に2~3校(1校につき生徒10~30人程度と担当教員1人)を派遣する。
応募締切は、7月21日午後6時。書類などによる選考を行い、高校生派遣、専門学校生派遣は、7月下旬に合否を伝える。大学生・大学院生、社会人派遣については、書類選考後にインタビューを実施し、最終合否は8月上旬に連絡する。
なお、プログラムの実施にあたり、7月9日に参加希望者向けオンライン説明会を開催する。説明会では訪問先・交流校の紹介などではなく、JENESYSプログラムの概要や目的、応募方法などの説明を中心に行う。申込みは日本国際協力センターWebサイトの募集ページ記載の申込フォームより。締切りは7月8日。
◆JENESYS 対日理解促進交流プログラム
<参加希望者向けオンライン説明会>
日時:2024年7月9日(火)16:30~17:30
形式:オンライン(Zoom)
申込締切:2024年7月8日(月)
申込方法:日本国際協力センターのWebサイト、募集ページに記載の申込フォームより
<対日理解促進交流プログラム>
対象:高校生、専門学校生、大学生・大学院生、社会人
申込締切:2024年7月21日(日)18:00
申込方法:日本国際協力センターのWebサイト、募集ページに記載の申込フォームより