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食物アレルギーに関する「副読本」小学校へ4月下旬配布

 食品メーカー5社は2023年4月20日、食物アレルギーに関する協同取組み「プロジェクトA」の一環として、副読本を小学校へ無料配布すると発表した。副読本は、出前授業の案内とともに、4月下旬より申込校へ順次配布する。

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 食品メーカー5社は2023年4月20日、食物アレルギーに関する協同取組み「プロジェクトA」の一環として、副読本を小学校へ無料配布すると発表した。副読本は、出前授業の案内とともに、4月下旬より申込校へ順次配布する。

 プロジェクトAは、オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品の食品メーカー5社が協働で取り組む食物アレルギーに関する活動。2021年度に小学5・6年生向けに制作・発行した副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー」は、2022年度までに約15万部を全国1,042校の小学校へ配布。3年目となる2023年は10万部を用意しているという。

 また2023年度も副読本を申し込んだ小学校の5・6年生を対象に、プロジェクトAのメンバーが講師となって行う「出前授業」を実施予定。副読本の申込校へ4月下旬より順次案内し、2023年度からは、従来のオンライン形式に加え、新たに対面での希望も受け付ける。なお、対面授業の対象地域は東京、神奈川、大阪、兵庫、広島に限る。

 副読本の制作・配布と出前授業実施に関しては、全教図が学校窓口となる事務局として委託されている。申込みは、プロジェクトAのWebサイトから申込書をダウンロードしてFAXで申し込むこともできる。先着順のため、品切れとなる場合もあるという。

◆2023年度小学校家庭科・健康教育・食育副読本
「知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」
対象:学習の理解度が高まる小学校5~6年生
配布対象:全国の小学校
配布時期:2023年4月下旬から(先着順)
部数:10万部
申込方法:Webサイトから申込書をダウンロードし、FAXで送付
※副読本の制作・配布と出前授業実施は、全教図が学校窓口となる

《川端珠紀》

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