文部科学省は2023年4月14日、令和5年度（2023年度）全国学力・学習状況調査（全国学力テスト）の参加教育委員会数・参加学校数等について発表した。4月7日時点で参加する国公私立学校は2万8,656校。
全国の小学6年生と中学3年生を対象にした2023年度全国学力テストが4月18日に行われる。教科に関する調査では、小学校が国語と算数、中学校が国語、数学に加えて英語が実施される。また、中学校英語「話すこと」調査、および一部の学校における児童生徒質問紙調査はオンライン方式となる。4月28日まで後日実施が可能で、その場合、全体の集計からは除外するが、採点および調査結果の提供は行われる。
4月7日時点の参加教育委員会数は1,811で、調査対象者の在籍する学校を所管する全教育委員会が参加する。参加学校数は、国立155校、公立2万8,080校、私立421校の計2万8,656校で、調査対象者の在籍する学校総数における参加率は97.9％（後日実施の小学校6校、中学校39校を含む）。
参加者は小学校6年生が約103万4,000人、中学校3年生が約101万7,000人にのぼる。また、中学校英語「話すこと」調査を4月18日の調査日当日に実施予定の学校数は501校で、約5万4,000人の生徒が参加を予定している。
