上智大学と横浜雙葉高等学校は、2023年4月1日より連携協定を開始した。3月27日に高大連携に関する協定を締結。教職員や学生・生徒の相互交流、連携を通じて、より魅力ある大学・高等学校づくりを推進していくという。
日本最古のカトリック大学である上智大学は、4月1日付で、カトリック高等学校としてキリスト教の精神・価値観に基づいた教育を実践する横浜雙葉高等学校と連携協定を締結した。カトリック精神に基づく教育の充実と社会貢献という共通理念のさらなる深化を目的にあげている。
上智大学では、すべての人間が「かけがえのない独自の価値をもった大切な存在である」と考える横浜雙葉高等学校の教育方針について、「他者のために、他者とともに」を教育精神に掲げ、出会ったことのない誰か（存在）の境遇に思いを馳せ、寄り添い、行動できるリーダーの育成に努める上智大学の教育と共通すると説明している。
3月27日の締結式では、上智大学の曄道佳明学長と横浜雙葉高等学校の木下庸子校長が、高大連携協定書に署名した。今後は、生徒・学生や教職員の相互交流、生徒・学生の協働学習等を通じて、両校の教育理念の実現を強く推進し、より魅力ある大学・高等学校となるよう取り組んでいくとしている。
