東京都教育委員会は2023年2月20日、障害者雇用による会計年度任用職員30名の募集を発表した。任用期間は2023年6月1日～2024年3月31日。申込締切は2023年3月13日（必着）まで。
東京都教育委員会では、障害者の一般就労の場として、障害者に配慮した支援と職場環境を整備した集約型オフィス「教育庁サポートオフィス」を開設している。
今回募集するのは、教育事務サポーター（会計年度任用職員）30名。職務内容は、教育庁および教育機関の事務、軽作業、環境整備等に関する業務（各職場への出張による業務遂行を含む）等。事務・軽作業業務は、データの入力・集計・照合・検算、印刷・製本・封入・発送、文書の仕分け・発送、資料整理、機密文書等の廃棄業務（シュレッダー）、郵券等金券整理、業務受注および納品等に係る電話連絡等。環境整備は、執務室内の清掃、廃棄物分別、会議会場等設営・復旧等。その他、所属長が指示する業務等を行う。
任用期間は、2023年6月1日～2024年3月31日。勤務場所は、教育庁サポートオフィス（新宿区西新宿2-4-1新宿NSビル）。
勤務条件は、勤務時間が週30時間の場合、週5日で午前10時から午後5時まで、週4日で午前9時15分から午後5時45分まで。勤務時間が週35時間の場合、週5日で午前9時45分から午後5時45分まで（いずれもうち休憩時間60分）。勤務形態は、本人の希望および状況等を踏まえつつ、採用当初は週30時間から始めることを基本として決定、希望どおりにならない場合もある。
休日は、土曜日、日曜日、祝日および年末年始。休暇は、年次有給休暇、慶弔休暇、夏季休暇等あり。東京都における他の職に引き続いて採用となる場合、規定に基づき、前職の年次有給休暇を繰り越すことが可能。
報酬は、週30時間勤務の場合、日額6,600円、または8,300円、週35時間勤務の場合、日額7,700円（改訂する場合あり）。通勤手当相当額（上限2,600円／日）。期末手当（ボーナス、一定基準あり）。社会保険は、公立学校共済組合（短期給付および福祉事業）、厚生年金保険、雇用保険を適用。
選考対象は、身体障害者手帳の交付を受けていること、都道府県知事もしくは政令指定都市市長が発行する療育手帳の交付を受けていること、または児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センター、障害者職業センターもしくは精神保健指定医により知的障害者であると判定されていること、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていること、のいずれかに該当すること。職業準備性を有し、安定して勤務できること。職員の指示に従い、意欲と向上心をもって職務に取り組むことができること。基本的なパソコンスキル（ワード、エクセル等）を有し、一定の自立の下、求める職務を行う能力を有すること。
応募期限は3月13日必着。申込書および課題作文等を教育庁サポートオフィス宛てに郵送、または持参すること。持参する場合は、午前9時から午後5時まで（土曜日、日曜日、祝日を除く）。第一次選考（書類選考）通過者は、3月27日または28日のいずれかに第二次選考（面接）を行う。第二次選考通過者は、4月12日から4月18日、または4月19日から4月25日まで、第三次選考（実地選考）を行う。選考結果は5月中旬以降に、本人宛てに郵送で通知される。詳細な集合日時、場所および持ち物等は、選考者に別途通知する。詳しくは、東京都教育委員会のWebサイトで確認すること。
