TACは、教員採用試験の受験者を対象に、2022年に改訂された「生徒指導提要」の解説講座を2023年2月からWeb通信講座で開始する。改訂の趣旨やポイントをわかりやすく解説し、150分×全2回で9月末までオンデマンドにて配信する。受講料は8,000円(税込)。
「生徒指導提要」は、文部科学省が2010年(平成22年)に作成。小学校段階から高等学校段階までの生徒指導の理論・考え方や実際の指導方法等について、時代の変化に即して網羅的にまとめ、生徒指導の実践に際し教職員間や学校間で共通理解を図り、組織的・体系的な取組みを進めることができるよう、生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書となっている。2022年(令和4年)12月、生徒指導の基本的な考え方や取組みの方向性等を再整理し、今日的な課題に対応していくため、12年ぶりの改訂を行った。
TACによると、改訂された「生徒指導提要」については、これまでの出題傾向から2023年以降の教員採用試験での出題は極めて高いという。今回、配信する講座では、改訂の趣旨やポイントを背景からわかりやすく解説したうえで、筆記試験に向けてのキーワード整理と人物試験への内容の落とし込みを行う。
講座のカリキュラムは150分×全2回。第1回は重点整理として、2月14日~9月末まで配信。第2回は予想演習として2月16日~9月末まで配信する。オンデマンドのため、期間中は何度も講義が受けられる。担当講師は、大手受験予備校や私立高校の教員を経て、2013年よりTACで教員採用試験対策を担当する鴨田拓氏。受講料は8,000円(税込)。申込みはWebサイトから行う。
◆生徒指導提要「改訂版」解説講座
日時:<第1回>2023年2月14日(火)~9月末、<第2回>2月16日(木)~9月末
場所:Web通信講座(オンデマンド)
受講料:8,000円(税込)
申込方法:Webサイトから申し込む