聖徳大学児童学研究所は2022年12月3日、「『気になる子』の就学に向けた支援~『5歳児健診と事後指導』の実績を踏まえて~」をテーマにした講演を開催する。参加無料、会場開催に加えオンライン配信も実施。申込みは11月30日まで専用フォームにて受け付ける。
聖徳大学児童学研究所は、学際的視点から児童を総合的に研究し、児童の新たな発見と理解を通して児童学を構築していくことを目的に1995年4月に設立された組織。「子供を知る」をテーマにさまざまな活動に取り組んでおり、年3回講演会を開催している。
今回は、国立成育医療センター副院長・こころの診療部統括部長の小枝達也氏を講師に迎える。小枝氏自身が1996年から取り組んできた、就学直前より早い時期の子供を対象にした「5歳児健診」という先駆的な試みが、発達障害児支援に及ぼした影響について語る。
5歳児健診は、発達障害児が就学後に学校不適応に陥ることが少なくないことから、早期発見・早期対応が必要なこと、保護者が感じている不安を把握し、励まし、育児の方向付け等を行うことが重要という見地で始められた先駆的な取組み。20年ほど行われてきた5歳児健診の成果を紹介する他、実際に発達障害児支援に及ぼした影響について伝える。
当日は、聖徳大学での会場開催とオンライン配信の併用で開催。定員は対面参加が100人、オンライン参加が300人。いずれも参加無料、要事前申込み。11月30日までWebサイトの専用フォームにて参加を募る。
◆聖徳大学児童学研究所主催講演会
「気になる子」の就学に向けた支援~「5歳児健診と事後指導」の実績を踏まえて~
日時:2022年12月3日(土)15:00~16:15
※受付開始は会場14:30、オンライン14:45
形式:会場開催とオンライン配信(Zoom)の併用
会場:聖徳大学7号館 7101大教室(松戸駅下車、東口より徒歩5分)
定員:対面100人、オンライン300人
参加費:無料
申込方法:Webサイトの専用フォームから申し込む
申込締切:2022年11月30日(水)
※申込完了後、7日以内に登録メールアドレス宛に詳細案内メールを送信