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文科省、高校教育のあり方…傍聴11/14午後2時まで

 文部科学省は2022年11月14日、第1回「高等学校の在り方ワーキンググループ」を開催する。会議のようすはYoutubeでライブ配信。傍聴希望者は、会議当日午後2時までに傍聴登録フォームより申し込む。

教育行政 文部科学省
高等学校の在り方ワーキンググループ(第1回)
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 文部科学省は2022年11月14日、第1回「高等学校の在り方ワーキンググループ」を開催する。会議のようすはYoutubeでライブ配信。傍聴希望者は、会議当日午後2時までに傍聴登録フォームより申し込む。

 高等学校は、すでに進学率が約99%に達し、今日では中学校を卒業したほぼすべての生徒が進学する教育機関となった。一方、多様な入学動機や進路希望等、さまざまな背景をもつ生徒が在籍し高等学校の実態は多様化している。取り巻く状況をみると、産業構造や社会システムの急激な変化、成年年齢の引下げ、義務教育段階における不登校経験を有する生徒の増大に加え、少子化の進行により、高等学校の維持が困難となる地域・学校がさらに多く発生することが見込まれる。

 こうした点を踏まえ、高等学校において「令和の日本型学校教育」を構築していくことが必要であることから、文部科学省は10月3日付で「高等学校教育の在り方ワーキンググループ」を「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実 に向けた学校教育の在り方に関する特別部会設置」のもとに設置した。

 同ワーキンググループのおもな検討事項は「共通性」と「多様性」の観点からみた高校教育のあり方、高等学校制度の望ましいあり方(全日制・定時制・通信制、少子化が加速する地域等)、「スクールミッション」「スクールポリシー」を体現し、「社会に開かれた教育課程」「探究的な学び」を実現するための校内外の体制、文理横断的な教育と産業界と一体となった実践的な教育の推進等。

 第1回会議は11月14日午後3時~5時、文部科学省内会議室にてオンライン会議で開催。会議のようすは、事前に傍聴登録された人を対象にYoutubeでライブ配信する。傍聴希望者は会議当日午後2時までに傍聴登録フォームより申し込む。会議資料は当日をめどに文部科学省Webサイトに掲載する。

◆高等学校の在り方ワーキンググループ(第1回)
日時:2022年11月14日(月)15:00~17:00
形式:オンライン会議
傍聴:YouTubeライブ配信
申込締切:2022年11月14日(月)14:00
申込方法:文部科学省Webサイト傍聴登録フォームへ登録


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