文部科学省は2022年10月26日、2023年度(令和5年度)開設予定の大学の学部等の設置に係る答申について公表した。大阪成蹊等の私大3校の学部設置や、研究科等を設置する大学院3校について、設置許可を「可」とする答申がなされた。
2023年度開設予定の大学の学部等の設置の認可について、大学設置・学校法人審議会において審議のうえ、10月26日に文部科学大臣に対し答申がなされた。答申内容を「可」と判定されたのは、私立大学3校と私立大学院3校。
学部の設置では、大阪成蹊大学が看護学部 看護学科(定員80人)とデータサイエンス学部 データサイエンス学科(定員80人)、日本文理大学が保健医療学部 保健医療学科を開設し、学科内に診療放射線学コース(定員80人)・臨床検査学コース(定員50人)・ 臨床医工学コース(定員30人)の3コースを設ける。尚絅大学は、こども教育学部 こども教育学科(定員70人)を設置し、それにともない短期大学部 幼児教育学科の定員を50人減とする。
研究科の設置では、松蔭大学大学院が看護学研究科 看護マネジメント専攻(定員6人)、大手前大学大学院が国際看護学研究科 看護学専攻(定員12人)を設置。尚絅学院大学大学院は総合人間科学研究科に公共社会学専攻(定員6人)を開設する。
2023年度開設予定の大学等の一覧は、文部科学省のWebサイトで閲覧できる。