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公開研究会「首都圏の私大入試と進路指導のこれから」2/19

 大学入試センター理事長裁量経費による研究プロジェクト「入学定員管理の厳格化の影響に関する多角的検討」は2022年2月19日、高校教員対象の公開研究会「首都圏の私立大学入学者選抜と進路指導の”これまで”と”これから”」をオンライン開催する。定員500人、参加無料。

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 大学入試センター理事長裁量経費による研究プロジェクト「入学定員管理の厳格化の影響に関する多角的検討」は2022年2月19日、おもに高校教員を対象とした公開研究会「首都圏の私立大学入学者選抜と進路指導の”これまで”と”これから”」をオンライン開催する。定員500人、参加無料。申込締切は2月15日。

 導入から6年が経過した私立大学の入学定員管理の厳格化。制度導入当初は、三大都市圏の私立大学に対する影響が大きく、特に東京23区内の私立大学の受験倍率が上昇し、首都圏の高校進路指導現場に大きな影響をもたらす等、受験生・保護者に現役志向・安全志向の高まりといった変化を生じさせたといわれている。一方、2020年度入試以降は、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう地元志向の高まりや、家計の悪化による出願校数の減少、18歳人口の減少、浪人生の減少といったさまざまな要因から、私立大学の受験倍率は軒並み低下している。

 大学入試センター理事長裁量経費による研究プロジェクト「入学定員管理の厳格化の影響に関する多角的検討」では、研究の一環として今回の公開研究会を開催。高校現場からの事例報告と、専門アナリストによる知見を持ち寄り、定員管理厳格化、コロナ禍、高大接続改革等の影響と高校の対応状況を総括しながら、知見を広く共有することを目指す。

 オープニングセッションでは、研究プロジェクト参加メンバーである大正大学・福島真司教授、筑波大学・柳浦猛准教授等によるフィードバックを実施する他、セッション1では、定員管理厳格化の影響を大きく受けた首都圏の高校4校が事例を報告、セッション2では、大学通信、代々木ゼミナール、ベネッセのアナリストがこれからの私立大学入試について読み解き情報を共有する。さらに、両者のディスカッションを通して、参加者と共に今後の私大入試と進路指導のこれからを考える機会をもつ。

 首都圏の高校教員をおもな対象とした内容となっているが、それ以外も参加可能。参加無料、定員は先着500人。申込みは専用フォームにて受け付けている。

◆公開研究会「首都圏の私立大学入学者選抜と進路指導の”これまで”と”これから”ー定員管理厳格化、コロナ禍、高大接続改革等を踏まえてー」
日時:2022年2月19日(土)15:00~17:30
形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
対象:おもに首都圏の高校教員を対象としているが、それ以外も参加可能
定員:先着500人
参加費:無料
申込方法:Webサイトの専用フォームより申し込む
申込締切:2022年2月15日(火)
※定員となり次第、受付を終了する
《畑山望》

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