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【大学受験2022】国公立大学の志願状況(1/28中間発表)前期0.5倍

 文部科学省は2022年1月28日、2022年度(令和4年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。中間日である1月28日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が0.5倍、後期日程が1.1倍、中期日程が1.5倍。願書は2月4日まで受け付ける。

教育行政 文部科学省
令和4年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況
  • 令和4年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況
  • 令和4年度国公立大学入学者選抜学部系統別志願状況
  • 2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学・学部等数
  • 高倍率の上位10学部等(日程別)国立
  • 高倍率の上位10学部等(日程別)公立
  • 高倍率の上位10学部等(日程別)公立
 文部科学省は2022年1月28日、2022年度(令和4年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。中間日である1月28日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が0.5倍、後期日程が1.1倍、中期日程が1.5倍。願書は2月4日まで受け付ける。

 1月28日午前10時現在の志願状況によると、国立(前期)は募集人員6万3,579人に対し、志願者数が3万1,701人で、志願倍率が0.5倍。国立(後期)は募集人員1万2,949人に対し、志願者数が1万4,296人で、志願倍率が1.1倍。公立(中期)は募集人員2,349人に対し、志願者数が3,581人で、志願倍率が1.5倍。

 国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員9万8,564人に対し、志願者数が5万9,319人で、志願倍率が0.6倍。なお、前年度(2021年度)の確定志願倍率は4.3倍だった。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」0.7倍、「理工」0.6倍、「農・水産」0.5倍、「医・歯」0.6倍、「薬・看護」0.5倍、「教員養成」0.3倍、「その他」0.8倍となっている。

 2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学は、国立が1大学1学部、公立はまだない。

 高倍率となったのは、国立大学では前期が東京芸術大学(美術)7.4倍、後期が一橋大学(経済)7.2倍、公立大学では前期が奈良県立大学(地域創造)1.8倍、中期が奈良県立大学(地域創造)5.1倍、後期が静岡文化芸術大学(デザイン)4.4倍等。

 国公立大学の2次試験(個別試験)出願は、1月24日から2月4日。例年、2月に入ってから出願ピークを迎える。前期日程試験は2月25日から、中期日程試験は3月8日から、後期日程試験は3月12日から。前期日程と後期日程の追試験は3月22日から行われる。
《奥山直美》

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