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無線LANとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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Wi-Fiのイメージ
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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

無線LANとは


読み


 むせんラン

表記


 無線LAN(Local Area Network)、WLAN

分類


 技術

ひとことで言うと


 「ケーブルでつながなくても、デジタル機器同士をつなげてネットワーク化できる仕組み」

解説


 ケーブル(有線)がなくても、無線通信により、デジタル機器同士をつなげてネットワーク化し、情報をやりとりできるのが「無線LAN」だ。無線通信そのものには、Wi-Fi、Bluetooth、NFCなど複数の方式があるが、無線LANの構築は、Wi-Fiで行われるのが一般的である。大多数のノートパソコン、スマートフォンには最初からWi-Fiが搭載されており、これらを使えば、すぐに無線LANを構築できる。

 無線LANそのものをインターネットにつなぐには、中核に「親機」と呼ばれるアンテナ機器が必要となる。親機はケーブルでインターネット機器(ルーター)に接続し、外部のネットとのやりとりを行う。パソコン、スマートフォンは「子機」と呼ばれ、親機に無線通信でぶら下がる形で、外部のネット利用が可能になる。

 教育現場では、ケーブル(有線)の取り回しが不要のため、教室内のネットワークを無線LANで構築している場合も多い。一方で、無線傍受の可能性があるため、セキュリティには有線LANよりも注意が必要だ。

 なお、用語としては、「無線LAN」「無線通信」「Wi-Fi」が一緒くたに、“無線でインターネットを使う”という意味で使われているが、厳密には別のものである。

関連用語


 Wi-Fi

最終更新日:2016年4月7日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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