ハッカソンとは
読み
はっかそん
表記
Hackathon、類語:アイデアソン
分類
ソフトウェア/技術/一般常識
ひとことで言うと
「制限時間のなかで、参加者がソフトウェアの企画・開発を競い合うイベント」
解説
「ハッカソン」は、エンジニアリング技術の高さを意味する「ハック」(Hack)と、長時間で競い合う「マラソン」(Marathon)を組み合わせて作られた造語だ。1999年に誕生したとされている。
制限時間のなかで、参加者がアイデアと技術を出し合い、Webサービスやアプリケーションなどを共同開発するイベントを指す。短期集中の共同作業で、いかに技術をアピールするかがポイントとなる。参加者は、通常は複数人でのチームとなるが、チーム分けは、自分たちで事前にメンバーを組んで参加する形式もあれば、当日メンバーの組合せを抽選などで決める形式もある。イベント期間は1日~1週間程度で、事前説明・企画・開発・発表会などの各段階で日程を分けることもある。
日本では、Yahoo! JAPAN主催の国内最大級ハッカソンイベント「Hack Day」が有名。近年は、自治体、新聞社、テレビ局などもハッカソンを開催している。たとえば2016年4月には、IBM、読売新聞社、読売巨人軍などが、野球に関するビッグデータを活用して、“ファンが試合観戦やスタジアムの外で楽しめるアプリ”の開発を目指すハッカソンが開催された。
関連用語
イベント、コンテスト
最終更新日:2016年6月1日(リセマム「教育ICT用語」より転載)