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5G環境を活用した実証フィールド提供事業、東京都立大学が公募

 東京都立大学は2021年8月10日、東京都の「『未来の東京』戦略」の取り組みの一環として実施する「東京都立大学ローカル5G環境活用実証フィールド提供事業」の公募を開始した。公募締切は8月31日正午。

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 東京都立大学は2021年8月10日、東京都の「『未来の東京』戦略」の取組みの一環として実施する「東京都立大学ローカル5G環境活用実証フィールド提供事業」の公募を開始した。応募の意向がある事業者は、8月18日までにプレエントリーをメールにて行い、その後応募書類をメールにて提出する。公募締切は8月31日正午。

 同大学はキャンパス内に国内最大級のローカル5G通信環境を整備しており、「東京都立大学ローカル5G環境活用実証フィールド提供事業」では、キャンパス内5Gシステムを活用し、新たな製品やサービスを創出することを目的としている。

 対象のプロジェクトは、「5Gの新たなユースケースの認知拡大」「社会実装に向けた課題の抽出や解決策の方針の提示」「持続的な事業の在り方の提示」を目指すもので、民間企業や研究機関等を対象に公募する。

 ローカル5G環境を活用した製品・サービスの実証を行うことができる以外にも、学生の協力を得たり、学内イベントにおいて実証成果の周知機会を設けるなど学内リソースを活用できる可能性がある。また実証事業の実施にあたり、学内の環境整備が必要な場合は、1事業あたり上限500万円(税込)の支援を受けることもできる。

 公募の締切は8月31日だが、8月18日の17時までに、東京都立大学ローカル5G環境活用実証フィールド提供事業公募係へ応募の意向がある旨をメールにて送り、プレエントリーをする必要がある。

 提出された企画提案書は、課題適合性、5Gの有効性、ユーザー体験機会の多さ、事業性、実効性の5つの項目で評価し、9月7日にはプレゼン審査も実施。採択者決定は9月中旬までを予定しており、実施期間は採択日から2022年1月31日まで。

 公募要領や応募事業の条件等、詳細は東京都立大学のWebサイトで確認できる。
《杉山薫子》

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