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Chromebookアドオンツール「こどもSuite」縦書き・ルビ付きを実現

 ゼッタリンクスは2021年4月2日、Chromebookで「縦書き」「ルビ付き」文書に対応したGoogle Workspace用アドオンツール「こどもSuite(スイート)」を全国の小学校向けに発売した。学校でよく使うイラストを2,000点以上搭載している。

教材・サービス 授業
こどもSuite
  • こどもSuite
  • 「縦書き」「ルビ付き」変換機能
  • 小学校1、2年生で習う漢字を入力できる「漢字ソフトキーボード」
  • 五十音順ソフトキーボード
  • 「きっずメニュー」による簡単操作
  • 「入力ガイド」が表示されるスマートテンプレート
  • 教材や校務にも使える学校イラスト約2,000点
 ゼッタリンクスは2021年4月2日、Chromebookで「縦書き」「ルビ付き」文書に対応したGoogle Workspace用アドオンツール「こどもSuite(スイート)」を全国の小学校向けに発売した。学校でよく使うイラストを2,000点以上搭載している。

 文部科学省のGIGAスクール構想により、すべての小中学校に1人1台の端末が整備された。MM総研が2月に発表した調査結果によると、Chromebookは43.8%でトップシェアとなった。しかし、Chromebook上で動作するクラウドサービスGoogle Workspace(旧名称:G Suite)は、日本語特有の「縦書き」や「ルビ付き」の文書に対応していない点や低学年では操作が難しいなど、導入が進む学校現場では授業で利用するうえでの課題となっていた。

 ゼッタリンクスは、日本の学校現場で求められる機能を搭載したGoogle Workspace用アドオンツール「こどもSuite(スイート)」を開発した。日本語のための「縦書き」「ルビ付き」文書の対応や、ローマ字入力ができない低学年向けの「五十音順ソフトキーボード」、低学年の児童でも簡単に操作できる「きっずメニュー」などを搭載している。

 これにより、「縦書き」が求められる国語の授業で活用できる。また、「きっずメニュー」による簡単操作で低学年やPC操作に不慣れな児童でもChromebookを使って発表資料が作成可能。さらに、授業での活用シーンや教科・単元にあわせて作成された教材テンプレートやイラストを約2,000点用意しているため、発表資料や教材作成に活用できる。

 価格はオープン価格。対応OSはWindows10(64bit)とChromeOSで、いずれも日本語版OSのみ対応。詳細は問い合わせのこと。
《工藤めぐみ》

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