
私大医学部の増員、都教員採用の倍率…先週の教育業界ニュースまとめ読み
先週(2022年10月17日~21日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。

【クレーム対応Q&A】連絡アプリで伝えたのに担任が把握していなかった
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第103回のテーマは「連絡アプリで伝えたのに担任が把握していなかった」。

共通テスト手順記述標準言語(DNCL)実習教材、試用版を提供
アシアルは、2025年度大学入学共通テストの新教科「情報」で導入される大学入学共通テスト手順記述標準言語(以下DNCL)の実習教材「WaPEN@Asial」試用版の提供を開始する。

中古PC販売バルテック、官公庁・学校への導入サポート開始
全国52店舗でパソコン修理サービスを展開するバルテックフィールドサービスは2022年10月19日、Webサイト「中古パソコンバルテック」にて、法人・官公庁・学校関係者向けの導入支援サービスを開始を発表した。訪問対応の他、月額でレンタルや電話相談も行う。

高校「情報I」プログラミング学習 学習の実態と大学共通テスト対応に必要なこととは
高校で必修化された「情報I」とそこで扱うプログラミング学習の内容、また、社会や大学入試で求められるプログラミングの内容はどう違うのか。教科書の採択状況とプログラミング言語の観点から、「情報I」におけるプログラミング学習の概要と課題についてみる。

中高生支援「デジ連」設立…学校への講師派遣・教材開発の募集開始
デジタル人材共創連盟(デジ連)は、設立記念イベントを2022年10月18日に東京で開催。中高生等のデジタル活動支援の一環として自治体や学校への「講師派遣」「教材開発」ができる正会員企業の募集を開始することを決めた。今後、教員研修、課外活動支援等を行っていく。

変わる入試「情報I」私塾界リーダーズフォーラム
私塾界リーダーズフォーラムが、2022年10月27日・28日の2日間にわたりオンラインで開催される。初日の第3部「変わる入試」では新科目「情報I」について、城南進学研究社が学習塾の立場から意見を交わす。教育業界のトップランナーによる討論が行われる。

千葉県立高校改革、18校の再編計画…第1次実施プログラム策定
千葉県教育委員会は2022年10月19日、「県立高校改革推進プラン:第1次実施プログラム」を策定した。国府台高校等の3校に教員基礎コースを設置し、船橋高校を理数教育の拠点校とする等、12項目18校の再編計画を盛り込み、都市部と郡部における統合の方向性を示している。

家庭学習用の貸与ルーター63%が未使用…会計検査院調査
家庭学習用の通信機器整備支援事業におけるルーターの貸与状況について、約17万8,000台のうち、およそ63%にあたる約11万3,000台が未使用であることが会計検査院の調査で判明。検査院は2022年10月19日、文部科学大臣に活用策を検討するよう意見を提出した。

学校のマスク、厚労省のリーフレットを活用して対策を…文科省
文部科学省は2022年10月19日、学校でのマスク着用の考え方に関してさらなる周知を図るため、厚生労働省のリーフレットについて事務連絡を発出。着用ルールに変更はないが、リーフレット等を活用して活動に応じたメリハリのあるマスク着用が行われるようお願いしている。

学校のコロナ・インフル同時流行対策、高機能換気設備の検討を
文部科学省は2022年10月19日、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行も見据えた今後の感染対策について、教育委員会等に事務連絡を発出した。換気による感染対策には高機能換気設備の導入を積極的に検討するよう求めている。

中高向け「これからの時代に求められる力」可視化ツール
エナジードは中学・高校向け「これからの時代に求められる力」の可視化ツール「ENAGEED GLIDE」をリリースした。非認知能力の現状と成長に向けた次の経験を可視化し、VUCAを生きる力を育む。

日頃の備えを確認「データで見る防災ガイド」
NTTドコモの企業内研究所であるモバイル社会研究所は、無料でダウンロードできる防災ガイド「データで見る防災ガイド」(2022年9月版)を発表した。防災に関する同研究所による全国調査の結果データと書き込み式の防災チェックシートをテーマごとに掲載している。

iPadを活用した国語の授業実践…iTeachers TV
iTeachers TVは2022年10月19日、北鎌倉女子学園中学校高等学校の福田孝先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ICT活用によってできること」を公開した。iPadを活用した国語の授業実践、授業外のICT活用事例を紹介する。

高校情報科教員研修、オンデマンド配信開始…情報処理学会
情報処理学会は2022年10月15日、高校情報科教員のためのオンデマンド研修を開始した。2023年1月末までの期間中は、全24コンテンツの中から受けたい講座をいくつでも受講できる。参加費2,000円。情報処理学会と東京都高校情報教育研究会の会員は無料。

日本語指導が必要な児童生徒5万8,307人、増加続く
文部科学省は2022年10月18日、「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」の結果を発表した。日本語指導が必要な児童生徒は日本国籍1万688人・外国籍4万7,619人の計5万8,307人。年々増加の一途をたどっている。