教育業界ニュース

【教員採用】和歌山県、2028年度から共通問題活用・大学推薦新設

 和歌山県教育委員会は、2028年度採用の公立学校教員採用候補者選考試験について、おもな変更点と第1次選考の共同実施に関する情報を公表した。筆答試験で共通問題を活用するほか、大学4年生等を対象とした大学推薦選考や「大学3年生チャレンジ受験」を新設。第1次選考試験は2027年6月12日に実施する。

教育行政 教育委員会
令和10年度(令和9年度実施)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験 おもな変更点
  • 令和10年度(令和9年度実施)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験 おもな変更点
  • 令和10年度(令和9年度実施)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験 おもな変更点
  • 令和10年度(令和9年度実施)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験 おもな変更点

 和歌山県教育委員会は、2028年度採用(2027年度実施)の公立学校教員採用候補者選考試験について、おもな変更点と第1次選考の共同実施に関する情報を公表した。筆答試験で共通問題を活用するほか、大学4年生等を対象とした大学推薦選考や「大学3年生チャレンジ受験」を新設。第1次選考試験は2027年6月12日に実施する。

 2028年度採用試験より、第1次選考の筆答試験は、「教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」が作成した共通問題を活用する。「教養試験」と「教科専門試験」を実施し、試験時間はそれぞれ60分、解答はマークシート方式となる。県教育委員会のWebサイトでは、協議会の出題方針やモデル問題も公開している。

 新設する大学推薦選考は、教諭一種免許状取得の課程認定を受けた大学、または教諭専修免許状取得の課程認定を受けた大学院・教職大学院の在籍者が対象。和歌山県を第1志望とし、2028年3月31日までに卒業・修了見込みで、翌年度の採用を希望する者について、学長等の推薦を受け付ける。推薦要件は、取得単位科目の評価が「良」以上8割以上、かつ「優」以上5割以上。推薦人数の上限は各大学等につき小学校・特別支援学校が各2人、その他は校種・教科等ごとに各1人で、推薦された者は第1次選考試験を免除する。

 同じく新設する「大学3年生チャレンジ受験」は、教諭一種免許状取得の課程認定を受けた大学に在籍し、出願時点で大学3年生、2029年3月31日までに卒業見込みの者が対象。2027年度実施の第1次選考試験を受験し、合格した場合は翌年度の採用試験の第1次選考試験を免除する。大学推薦選考とチャレンジ受験で受験できる校種・教科等は、実施要項に記載する一般選考と同じ。

 また、小学校を第1志望、特別支援学校を第2志望とする併願制度を導入する。対象は小学校を第1志望とし、特別支援教育に強い関心がある者。2028年3月31日までに特別支援学校教諭普通免許状を取得していない場合も、採用後3年以内に同免許状を取得または申請することを前提に併願できる。

 第1次選考試験の免除制度は、一部免除から全免除に変更する。対象は、前年度の第1次選考試験に合格し、第2次選考試験で不合格となった者と、特別選考のうち現職教諭および県内元教諭の資格要件を満たす者。前年度の第2次選考不合格者への適用は、受験した校種・教科に限る。

 このほか、中高共通教科の募集枠の変更や、加点制度の拡充も行われる。詳細は和歌山県教育委員会のWebサイトで確認できる。

 募集校種・教科、受験資格、試験制度の詳細、出願手続などを定める実施要項は、2027年4月上旬に県教育委員会のWebサイトへ掲載予定。出題方針に示されたすべての教科等を募集するとは限らないため、県教育委員会は実施要項で必ず確認するよう求めている。

《畑山望》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top