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大阪府の教員採用、合格倍率2.8倍…問題誤り発覚

 2025年9月26日、大阪府は2026年度公立学校教員採用選考テストの最終結果概要を発表した。合格倍率は2.8倍で、前年度と比べて1.0ポイント減少した。また、8月9日に実施された第2次選考筆答テスト「高等学校 地理歴史(地理)」「支援学校高等部 地理歴史(地理)」に誤りがあったことを明らかにした。

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 2025年9月26日、大阪府は2026年度公立学校教員採用選考テストの最終結果概要を発表した。合格倍率は2.8倍で、前年度と比べて1.0ポイント減少した。また、8月9日に実施された第2次選考筆答テスト「高等学校 地理歴史(地理)」「支援学校高等部 地理歴史(地理)」に誤りがあったことを明らかにした。

 2026年度大阪府公立学校教員採用選考テストは、受験者5,129人(前年度4,889人)、合格者1,836人(同1,297人)、合格倍率2.8倍(同3.8倍)。第2次選考の問題および解答例は、9月5日から府政情報センターおよびWebページ「大阪府公立学校教員採用選考テスト」で公開している。合格者の受験番号は大阪府Webページ「大阪府公立学校教員採用選考テスト」で確認でき、受験者には結果通知書がメールで送られる。

 また、8月9日に実施された第2次選考筆答テスト「高等学校 地理歴史(地理)」「支援学校高等部 地理歴史(地理)」に誤りがあった。判明の経緯は、2025年9月22日に問題誤りがあるのではないかとの電話問い合わせがあったため確認された。この誤りに対する対応として、該当部分は「解答なし」とし、全受験者34名に4点を付与する。再発防止のため、問題作成時の根拠資料との整合性確認を徹底し、点検プロセスの強化を図るとしている。

《吹野准》

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