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東京都、教員採用選考実施要綱…対象年齢の誤りを訂正

 東京都教育委員会は、2024年3月22日に公表した「2024年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2025年度採用)実施要綱」において、記載内容の一部に誤りがあったことを公表した。特例選考における選考対象者の対象年齢などが誤っていたという。現在、教員採用ポータルサイトには訂正したものが掲載されている。

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2024年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2025年度採用)実施要綱
  • 2024年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2025年度採用)実施要綱
  • 2024年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2025年度採用)実施要綱:正誤表

 東京都教育委員会は、2024年3月22日に公表した「2024年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2025年度採用)実施要綱」において、記載内容の一部に誤りがあったことを公表した。特例選考における選考対象者の対象年齢などが誤っていたという。現在、教員採用ポータルサイトには訂正したものが掲載されている。

 4月12日に公表された内容によると、誤りは4か所。1点目は「2024年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2025年度採用)実施要綱」2ページ目、おもな変更点などの部分。受験可能年齢の引き上げについて、受験可能な上限年齢を「60歳まで」から「61歳まで」に変更したことが記載されているが、実際はそのような変更はなかった。正しい受験対象は2025年4月1日時点で60歳まで。

 また、9ページ、12ページ、13ページに記載されている第1選考区分 特例選考(特別選考)「選考対象者および募集内容」「国際貢献活動経験者特別選考 青年海外協力隊」「国際貢献活動経験者特別選考 在外教育施設等経験者」の受験資格について、「昭和38年4月2日以降に出生した者」(一部コースは昭和60年4月2日以降)とあるが、正しくは「昭和39年4月2日以降」(一部コースは昭和60年4月2日以降)。

 東京都教育委員会は、お詫びと訂正を東京都のWebサイトに掲載するとともに、教員採用ポータルサイトやマイページの受験申込画面において訂正内容を掲載し、注意喚起するとした。なお、昭和38年4月2日から昭和39年4月1日までに出生し、申込済みの1名については、状況を説明のうえ、取り消しとした。今後、同様に受験資格を満たさない人が申し込んだ場合も、取り消しにするという。訂正後の実施要綱については、教員採用ポータルサイトで確認できる。

《木村 薫》

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