中央教育研究所は2024年3月11日~31日、将来を見すえ、教育の課題に向きあうをテーマに「教育シンポジウムin東京2024(第28回)」をオンデマンドによる動画配信にて開催する。参加費1,000円(税込)。総合・特別支援教育のプログラムを視聴できる。
コロナ禍を経験して社会は大きく変化し、将来の予測が困難であることから「VUCA(ブーカ)の時代」ともいわれ、国際情勢も極めて不安定な状況が続いている。このような時代だからこそ、教育の現状と課題を踏まえ、将来を見すえていくために今回のシンポジウムが企画されたという。
開催は、オンデマンドにより「総合プログラム」と「特別支援教育プログラム」を動画配信する。「総合プログラム」では、現行学習指導要領が折り返し点となることから、どこまで浸透し、成果をあげているのか、何が課題となっているのかを、東京大学名誉教授、帝京大学中学校・高等学校校長の市川伸一氏、筑波大人間系教授の藤田晃之氏が、さまざまな視点から解説するとしている。また、事前に質問を受け付け、次期学習指導要領への期待についても議論していくという。
「特別支援教育プログラム」の開催は4年ぶり。障害のある児童生徒を含むさまざまな児童生徒が在籍している通常学級の現状を踏まえ、どのように学級経営や授業づくりを進めていけば良いか、文部科学省初等中等教育局の加藤典子氏による「行政レクチャー」、明治学院大学心理学部教授の海津亜希子氏による「講演」、また2人の対談を通して情報を共有し、今後に生かせることを目指すとしている。
参加費は1,000円(税込)申込締切は3月24日。申込みは、Webサイトより行う。
◆教育シンポジウムin東京2024(第28回)
公開期間:2024年3月11日(月)12:00~3月31日(日)20:00
開催方法:オンデマンドによる動画配信
申込締切:2024年3月24日(日)20:00
参加費:1,000円(税込)
申込方法:Webサイトより申し込む