東京学芸大学は2023年10月27日、オンラインにて公開研究会を開催する。「元校長が語る、内申書を参考にせずに入試を行う公立高校のリアル」をテーマに、高校での教育実践を学ぶ。参加費無料。要事前申込。
今回開催される研究会では、ぼうず教育実践研究所の磯村元信氏と、NPO法人 育て上げネットの井村良英氏が登壇する。磯村氏は、不登校経験や学び直しを目的に入学する生徒の多い高校に在籍した経験をもつ。14年間にわたって書き綴った「校長通信」を再構成し、2023年4月に「さらば学力神話」を刊行。生徒たちにとって公平な評価を行う教育実践や入試の現実について講演する。
一方の井村氏は、若者支援のNPO職員であり、“チーム学校”の一員として磯村氏の教育実践に外部から関わり続けていた。研究会では、井村氏が磯村氏に問いを投げかける中で、「学力神話」を問い直す高校の教育実践について理解を深めていくという。
2人のトークセッション終了後には、東京学芸大学の加瀬進教授が加わり、三者で生徒たちにとって公平な評価とは何か考えていく。
聴講希望者は、東京学芸大学「こどもの学び困難支援センター」のWebサイトから申し込む。参加費無料。申込締切は10月26日。
◆第12回公開研究会「元校長が語る、内申書を参考にせずに入試を行う公立高校のリアル」
日時:2023年10月27日(金)17:00~19:00
会場:オンライン
参加費:無料
申込方法:東京学芸大学「こどもの学び困難支援センター」Webサイト内、応募専用フォームまたはQRコードより
申込締切:2023年10月26日(木)23:59