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部活動の地域移行をサポート「ブカツプラス」開始

 プラスクラス・スポーツ・インキュベーション(PSI)は2023年4月17日、2023年度より始まる部活動の地域移行に向け、さまざまな課題にあわせたトータルサポートを行う「ブカツプラス」の提供を開始した。

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 プラスクラス・スポーツ・インキュベーション(PSI)は2023年4月17日、2023年度より始まる部活動の地域移行に向け、さまざまな課題にあわせたトータルサポートを行う「ブカツプラス」の提供を開始した。

 教職員の働き方改革や少子化が進む中 、公立中学校の休日の部活指導を民間スポーツ団体等の地域に委ねる「部活動の地域移行」が2023年度より本格的にスタート。2023~2025年度を「改革推奨期間」と位置づけた取組みが始まっている。

 新サービス「ブカツプラス」は、自治体や地域クラブや学校現場の橋渡しとなり、さまざまな課題にあわせたトータルサポートを提供することで、学校部活動の地域連携・地域クラブ活動への移行を後押しするサービス。

 おもな提供サービスは「運営コーディネーター事業」「スポンサーセールス/運営予算獲得支援事業」「ブカツプラスプラットフォーム事業」「指導者コンテンツ事業」の4事業で、各自治体の現状にあわせて提案される。

 運営コーディネーター事業では、部活動移行を実現するためのコーディネートに紐づくWebサイトやチラシ制作等のクリエイティブ支援から、DXのためのツール提案等も一気通貫で支援。「スポンサーセールス/運営予算獲得支援事業」では、企業版ふるさと納税の利活用をはじめとした運営予算獲得に向けた支援や各種助成金や地域活性化起業人の申請サポート等も行う。

 また、「ブカツプラスプラットフォーム事業」では、地域移行先のクラブ運営において、集金や出欠管理等のDXによる自治体サイドの業務効率化に加え、学生たちの体力測定等のデータに基づいた個々のトレーニングや食事の最適化を促す学生向けサービスを一体化したアプリケーションを開発。

 「指導者コンテンツ事業」では、120を超えるチーム・協会等の実績を誇るPSIの特長を生かし、各自治体や競技にあわせたトップアスリートやセカンドキャリアの選手における指導者バンクやコンテンツの提供を行うとしている。

 詳細はPSIまで問い合わせて確認する。

《川端珠紀》

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