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東京都、公立小学校の臨時的任用教員を急募…研修動画公開

 東京都教育庁は2022年9月6日、東京都公立学校の臨時的任用教員募集について発表した。5月の募集告知についで、さらに募集をかけており、初めて臨時的任用教員になる人も安心して教壇に立てるよう、研修動画をWebサイトで公開している。

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 東京都教育庁は2022年9月6日、東京都公立学校の臨時的任用教員募集について発表した。5月の募集告知についで、さらに募集をかけており、初めて臨時的任用教員になる人も安心して教壇に立てるよう、基礎的・基本的な指導力を身に付けることができる研修動画「ベーシックスキルレッスン」をWebサイトで公開している。

 東京都教育庁は、東京都公立学校において教員の妊娠出産休暇および育児休業の取得等により欠員が生じた際に代替として勤務する「臨時的任用教員」の募集を実施。前回、募集期間を9月30日までとして募集を行っていたが、今回「皆様のお力をお貸しください!」というタイトルで、小学校における臨時的任用教員の募集を引き続き行なっていることを告知。10月1日以降も名簿登録期間を2026年3月31日とする選考として実施する予定と発表した。

 募集対象は小学校全科の免許状を取得済の人。現在有効な教員免許状を持つ場合だけでなく、免許状が休眠中の場合等も申し込むことができる。書類選考を経て、合格者を「臨時的任用教職員採用候補者名簿」に登載。3年程度の名簿登載期間中に公立学校で欠員が発生した場合に、臨時的任用教職員採用候補者名簿の登載者から任用される。

 今回、免許状が休眠中の人等も対象に募集していることから、初めて臨時的任用教員になる人も安心して教壇に立てるよう、基礎的・基本的な指導力を身に付けることができる研修動画「ベーシックスキルレッスン」をWebサイトで公開。自己の課題をチェックできる2種類のベーシックスキルチェックシート「授業編」「学級経営編」で基礎的・基本的な指導力を確認し、自身の課題に応じたレッスン動画を視聴することで、今後の改善点を確認することができる。

 申込みは、東京共同電子申請・届出サービスによるWeb申込み、または郵送にて受け付ける。勤務形態は正規教員と同じ常勤で、任用期間は年度を超えない範囲の数か月から1年間。給与月額は、大学新卒で都内(島しょ除く)に勤務の場合、約24万8,700円。その他、任用条件や応募方法、研修動画の詳細等は、東京都教育委員会のWebサイトで確認できる。


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