厚生労働省は2021年12月7日、新型コロナウイルスを題材とした攻撃メールについての注意喚起をWebサイトに掲載。件名や本文等に誤字や不自然な点があるメールを受信した場合、本文中のURLクリックや添付ファイルの開封、返信等の行為は行わないよう呼び掛けている。 情報処理推進機構(IPA)によると、「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスが、悪意のある者によって、不正なメール(攻撃メール)に添付される等して、感染の拡大が試みられているという。中には、新型コロナウイルスに関する情報を装う攻撃メールもみられ、IPAのWebサイトでは攻撃メールの例を公開している。 現在、厚生労働省を装った不審メールが出回っていることを受け、同省は本人に事前の同意を得ずに国民へメールすることはないと明示。また、自治体等を装った偽メールも出回っていることから、自治体のメールアドレスかどうか確認する、自治体の相談窓口に確認する等、十分注意をするよう呼びかけた。