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書画カメラとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

ICT機器 授業
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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

書画カメラとは


読み


 しょがカメラ

表記


 実物投影機、OHC(Over Head Camera)、オペーク・プロジェクター、オペーク

分類


 ハードウェア

ひとことで言うと


 「立体物も投影できるOHP。実物投影機」

解説


 「書画カメラ」は、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)の進化版で、平らな書面だけでなく、立体物でもプロジェクタースクリーンや大画面ディスプレイに表示できる機械だ。「実物投影機」「OHC」と呼ばれることも多い。

 電子黒板の普及により利用機会が減っているが、十分なIT化が進んでいない環境でも、リアルタイムで拡大表示できるため、実験などの学習では重宝する装置となっている。「実物を表示している」という説得力・臨場感により、生徒の興味喚起が望めるのもメリットとなる。動画やデジタル化されたデータでは、試験的な操作は難しいが、“実物の拡大表示”では、その場で実験を行ったり、思いついた操作の反応を見たりすることが可能だ。

関連用語


 プロジェクター、OHP

最終更新日:2016年5月10日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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