教育業界ニュース

アシックス×早大、組織的連携に関する基本協定を更新

 アシックスと早稲田大学は、スポーツ振興を通じた地域・社会貢献やブランド価値向上等を目的とした組織的連携に関する基本協定を更新した。期間は2021年3月1日から2025年3月31日までの4年間。これまでの成果を生かし、長期にわたって取組みを強化する。

事例 企業×学校
アシックスと早稲田大学は組織的連携に関する基本協定を更新
  • アシックスと早稲田大学は組織的連携に関する基本協定を更新
  • 早稲田大学
  • アシックス
 アシックスと早稲田大学は、スポーツ振興を通じた地域・社会貢献やブランド価値向上等を目的とした組織的連携に関する基本協定を更新した。期間は2021年3月1日から2025年3月31日までの4年間。これまでの成果を生かし、長期にわたって取組みを強化する。

 基本協定は、地域・国際交流や文化発信につながる活動を積極的に実施し、教育界や産業界、国際社会の発展に寄与することを目指して2016年3月1日付で締結したもの。「研究開発における連携」「人材交流」「社会貢献活動」を3つの柱とし、主要体育各部(野球、競走、ラグビー蹴球、ア式蹴球、庭球)へのサポート、より良い製品を提供するための共同開発、ライセンスグッズの収益の一部を活用したスポーツイベントの開催等、さまざまな取組みから多くの成果を得ることができた。

 今回、長期間で契約更新することにより、これまでの取組みを深化させ、活動の幅をより広げ、新たなコミュニティの形成や未来の社会を担う人材育成等を推進していく。今後は連携を深め、現在の取組みを継続しながら、体育各部共通ロゴマークを活用した商品企画・販売、体育各部に所属していない学生も気軽に参加できるスポーツイベントや運動機会の提供等に注力し、アシックスが目指すビジョンを実現する方法や課題解決を考えるワークショップ等を充実させていくとしている。

 早稲田大学は、2022年に早稲田スポーツが125周年を迎えるにあたり、「早稲田スポーツBEYOND125プロジェクト」を発表した。早稲田大学の田中愛治総長は、「アシックスとの組織的連携は、このプロジェクトを支える重要な柱となります。日本発グローバル企業であるアシックスとともに、学問もスポーツも強い大学として、『世界で輝くWASEDA』を目指します」とコメントしている。

 また、アシックス代表取締役会長CEOの尾山基氏は、「学生らしい活気ある感性と枠にとらわれない発想を活かし、引き続き、より多くの方がスポーツに関わることができる社会への取り組みを進めていきます」と述べている。
《外岡紘代》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top