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Apache Tomcatに情報漏えいの脆弱性…更新を呼びかけ

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月4日、Apache TomcatにおけるHTTP/2リクエスト処理の不備に起因する情報漏えいの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月4日、Apache TomcatにおけるHTTP/2リクエスト処理の不備に起因する情報漏えいの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Apache Tomcat 10.0.0-M1 から 10.0.0-M9 まで
Apache Tomcat 9.0.0-M1 から 9.0.39 まで
Apache Tomcat 8.5.0 から 8.5.59 まで

The Apache Software Foundationで公開されたApache Tomcatの脆弱性について、HTTP/2のコネクション内で複数のストリームを送受信する際に、前のストリームで送信されたHTTPリクエストのヘッダ値が、それに続くストリームのリクエストヘッダにそのまま引き継がれてしまうことがあり、他のリクエストにヘッダ値が引き継がれることで情報漏えいが発生する可能性がある。ただし多くの場合、ストリーム間でヘッダ値が引き継がれるとエラーが発生し、コネクションは切断される。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。

Apache TomcatにHTTP/2リクエスト処理の不備に起因する情報漏えいの脆弱性

《編集部@ScanNetSecurity》

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