トランスコスモスとtranscosmos online communicationsは、学校と家庭(生徒・保護者)がLINEで必要な情報を連絡可能な「LINEで連絡帳」を提供開始。新型コロナウイルスによる休校中でも、子どもたちの「学びの保障」を支援する。 昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校措置により、オンライン教材の活用が進む中、文部科学省が4月7日に公表した「文部科学省 緊急経済対策パッケージ」では、「同時双方向での学習成果の確認や健康観察を実施することにより、学校・教師と子どもたち・家庭のつながりを維持」することが掲げられている。 トランスコスモスとtranscosmos online communicationsは、これまでLINEを活用した「いじめ相談」などのSNSカウンセリング事業を多くの地方自治体や教育委員会と実施してきた経験から、学校と家庭をつなぐプラットフォームとしてLINEを活用する「LINEで連絡帳」を提供開始。学校と家庭が学校生活に必要な情報を双方向で連絡可能な仕組みで、学校からは全校・学年別・学級別で生徒・保護者へ連絡事項の配信、生徒・保護者からは出欠連絡や宿題レポート提出などをLINEで行うことができる。 「LINEで連絡帳」は、transcosmos online communicationsが開発・提供するLINEを活用したカスタマーサポートツール「KANAMETO(カナメト)」を利用して実現。チャットボット機能を備え、複数のLINEユーザーと同時に行うチャットコミュニケーションのほか、アンケート機能も備え属性にあわせたセグメント配信を行うことが可能。LINEが3月6日に発表した、LINE公式アカウントの利用料が2021年3月末まで無料となる「学校プラン」に対応している。