教育業界ニュース
文部科学省は2021年7月16日、全国学力テストのオンライン化を検討するワーキンググループの最終まとめを公表した。2024年度から順次CBT化し、児童生徒の質問紙調査はオンラインによる回答方式を全面導入。教科調査は中学校から先行導入するとしている。
小学生の8割が暴力をともなわないいじめ被害の経験者であることが2021年7月16日、国立教育政策研究所が公表した生徒指導支援資料7「いじめに取り組む2」から明らかになった。加害、被害経験ともに減少傾向にあるものの、小学生の加害経験率は69%であった。
文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課による第2回GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議が2021年7月14日に開催された。会議の模様を紹介する。
文部科学省は、学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT/メクビット)の活用校と自治体等が作成した問題を2021年7月30日まで募集している。活用校は小・中・高校等約2,000校が対象。Webサイトの応募フォームにて受け付けている。
文部科学省は2021年7月16日、「7月19日週に『大学拠点接種』を開始する大学の状況について」を公表した。7月19日の週に大学拠点接種を開始する大学は、明治薬科大学、香川大学、鳥取大学等15校。
文部科学省は2021年7月16日、教育現場において教師の表情が見えやすい透明マスクの活用を検討していることを明らかにした。7月14日と15日には、聴覚特別支援学校と幼稚園で効果検証を実施。参考になる検証結果を広く共有し、指導の充実に活用したいとしている。
先週(2021年7月12日~7月16日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。部活の練習や大会の継続要請や2024年度からの全国学力テストCBT化等、文部科学省関連のニュースが多数あった。
情報処理学会は2021年7月14日、ICT活用指導力を総論的に修得できる科目の新設等について文部科学省に意見書を提出した。プログラミング教育が必修化され、総合的な学習/探究の時間における指導を考慮すると、「プログラミング」を追加することが適切と意見している。
中央教育審議会 初等中等教育分科会は2021年7月20日、「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会(第1回)」をWeb会議形式で開催する。傍聴希望者は、7月16日午後5時までにWebサイトの傍聴予約受付フォームより申し込む。
文部科学省は2021年7月13日、1人1台端末の積極的な利活用等に向けた夏季休業期間中の取組みについて、全国の学校設置者に事務連絡を出した。夏季休業期間中に取り組むことが望ましい事項を具体的にあげ、1人1台端末の利活用の促進に努めるよう呼び掛けている。
教員免許更新制をめぐる報道について、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年7月13日、「現段階で廃止を固めたという事実はない」と述べた。中央教育審議会の答申を待って方向性を決め、スピード感をもって制度改革を進めていく考えを示した。
文部科学省は2021年7月12日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のオンライン化を検討する有識者会議の最終まとめ案を公表した。まずは、2024年度予定の次回調査を目途に、児童生徒質問紙調査のオンラインによる回答方式の導入を目指す。
文部科学省は、2021年度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」大学生等コースの選考結果を公表した。大学生等コース(第14期派遣留学生)の採用者数は、135校444人。7月18日に壮行会をオンラインにて開催する。
文部科学省は2021年7月14日、「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議(第2回)」をオンラインで開催する。会議のようすはオンラインで傍聴可能。希望者は7月13日午後6時までにWebサイトより申し込む。
文部科学省は2021年7月8日、知的障害のある児童生徒に対する通級による指導を実践研究する「特別支援教育に関する実践研究充実事業」の公募を開始した。対象となるのは、教育委員会や国立大学法人、学校法人。7月30日まで提出書類をメールで受け付ける。
中央教育審議会「初等中等教育分科会」は2021年7月8日、「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」を設置した。幼保小の架け橋プログラム「幼児教育スタートプラン」を踏まえ、幼児教育の質の向上、幼保小の円滑な接続に向けて議論を深めていく。