文部科学省は2026年10月9日、2027年度(令和9年度)からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧を公表した。申請したのは順天堂大学など23校で、地域の医師確保や研究医の養成などを目的とした臨時定員増を学則上の収容定員に反映する。
医学部の入学定員は、地域の医師確保や研究医の養成などを目的に、恒久定員に臨時定員を上乗せする形で運用されている。2027年度は、臨時定員増の措置が2027年度末まで1年間延長され、国公私立大学全体で地域枠902人、研究医枠38人の計940人の臨時増員が計画されている。
申請した23校の2027年度医学部医学科の入学定員は、増員前と比べて2人から35人増となる計画だ。増員数がもっとも多いのは岩手医科大学の35人で、順天堂大学が34人、自治医科大学と昭和医科大学がそれぞれ23人、埼玉医科大学が20人などとなっている。
増員後の2027年度医学部医学科の入学定員は、岩手医科大学130人、自治医科大学123人、獨協医科大学126人、埼玉医科大学130人、順天堂大学139人、昭和医科大学133人、帝京大学120人、東京医科大学125人、東邦大学123人、日本大学135人、日本医科大学125人、北里大学126人、聖マリアンナ医科大学117人、東海大学118人、金沢医科大学113人、愛知医科大学115人、藤田医科大学120人、大阪医科薬科大学112人、関西医科大学116人、近畿大学110人、兵庫医科大学112人、川崎医科大学124人、久留米大学113人。なお、昭和医科大学と東京医科大学の数値は、学則上の入学定員ではなく募集人員を示している。
「大学別医学部入学定員等一覧」によると、私立大学医学部31校のうち、今回、収容定員の増加に係る学則変更認可申請を行ったのは23校。慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、国際医療福祉大学など8校は、臨時定員増を計画していない。












