教育業界ニュース

地方医科4大学、研究推進ネットワーク連携協定…研究DXなど

 埼玉医科大学、岩手医科大学、産業医科大学、兵庫医科大学の4大学は2026年8月1日、「地方医科大学研究推進ネットワーク連携協定」を締結した。地方私立医科大学が共通して直面する研究支援上の課題に連携して取り組み、相互補完型の研究推進ネットワークを構築することで、各大学の研究推進活動の高度化を図る。

教育行政 その他
大学間研究推進ネットワーク連携協定を締結した4大学
  • 大学間研究推進ネットワーク連携協定を締結した4大学

 埼玉医科大学、岩手医科大学、産業医科大学、兵庫医科大学の4大学は2026年8月1日、「地方医科大学研究推進ネットワーク連携協定」を締結した。地方私立医科大学が共通して直面する研究支援上の課題に連携して取り組み、相互補完型の研究推進ネットワークを構築することで、各大学の研究推進活動の高度化を図る。

 近年、医学・医療分野を取り巻く研究環境は高度化・複雑化が進み、優れた研究成果の創出には、高度な研究設備、専門性をもつ研究人材、充実した研究支援体制および研究マネジメント機能が求められている。一方で、医学部をもつ大学、とりわけ地方私立医科大学においては、限られた人的・財政的資源の中で研究力を維持・向上させる必要があり、研究支援体制の充実、若手研究者の育成、外部研究資金の獲得など、多くの大学が共通する課題に直面している。

 同協定では、4大学が有する研究支援機能や専門的知見を持ち寄り、「研究推進に関する情報共有」「研究支援体制の相互活用」「外部研究資金獲得支援」「共同研究・多施設共同研究の推進」「研究者・研究支援人材の育成」「研究マネジメントに関する知見共有」「研究DX・臨床研究支援・高度な研究機器の共有・活用」などに取り組む。

 今後は、研究支援人材の交流・育成や共同研究を推進するとともに、研究DX、臨床研究支援および高度な研究機器の共有・活用に関する知見を相互に共有し、研究支援機能の高度化と研究環境の効率化を進める。将来的には、研究分野で培われる大学間の信頼関係を基盤として、単位互換制度、学生交流制度、学生派遣制度、遠隔講義、大学院生・若手研究者の共同指導、教育コンテンツの共有など、教育分野における連携の可能性についても検討し、研究と教育を一体的に推進する大学間連携のあり方を目指す。

 10月18日には、同協定に関する記者会見が、東京都内で開催される。登壇者は、埼玉医科大学学長の竹内勤氏、岩手医科大学学長の小笠原邦昭氏、兵庫医科大学学長の鈴木敬一郎氏、産業医科大学特別教授の田中良哉氏(学長 堀江正知氏 代理)。

《風巻塔子》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top