経済協力開発機構(OECD)は2026年9月8日、国際的な学習到達度調査「PISA 2025」を発表した。日本は、前回2022年調査と比較すると、3分野すべてで平均得点が低下したものの、いずれもOECD平均を上回った。
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PISA(Programme for International Student Assessment)は、OECDが実施する15歳の生徒を対象とした国際的な学習到達度調査。「数学的リテラシー」「読解力」「科学コンピテンシー」の3分野を中核分野として、2000年から原則3年ごとに実施している。各回、3分野のうち1分野を中心分野として重点的に調査しており、第9回となる2025年調査では、3分野のうち「科学コンピテンシー」が中心分野に設定された。
科学コンピテンシーの習熟度レベル5以上に達した高得点層の割合は、日本では男子が女子を4.9ポイント上回った。OECD平均でも男子の割合が女子を上回っているものの、その差は1.6ポイントにとどまり、日本の方が男女差が大きい結果となった。一方、日本の女子における高得点層の割合はOECD平均の男子・女子をともに上回っており、国際的には高い学力水準を示している。しかし、国内では高得点層における男女差が大きいことが明らかになった。
また、科学の学習の楽しさや興味に関する設問では、「まったくその通りだ」「その通りだ」という肯定的な回答は、女子はいずれの設問でも男子より低く、OECD平均の女子の結果と比較しても有意に低く、科学への関心や学習意欲に男女差がみられる結果となった。











