Minecraftカップ運営委員会は2025年6月2日より、「第7回 Minecraftカップ」を開催するにあたり応募作品の受付を開始する。「災害に立ち向かう力」をテーマに「まちづくり部門」と「たてもの部門」の2部門で募集する。対象は高校生以下。締切は9月4日。
Minecraftカップは、高校生以下の子供たちを対象に「教育版マインクラフト」で作られた作品を国内外から募集し、構想力や計画遂行力、表現力などを競い合う大会。「ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所」をコンセプトに、すべての子供たちにプログラミング教育やデジタルなものづくり体験を届けることを目指している。
第7回Minecraft カップのテーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ!~レジリエンスを備えたまちづくり~」。阪神・淡路大震災から30年。戦後80年の節目を迎える2025年は、災害・気候変動・戦争といった「予想外の出来事に対応できる未来のまち」を考える。「大変な出来事があっても人々が支えあい、安心して暮らせる社会をつくる」「まちが壊れても、より強く、安全な形でつくり直す」など「まちやたてもの」をMinecraftの世界でデザインする。
「まちづくり部門」および「たてもの部門」の2部門で募集する。「まちづくり部門」の部門テーマは、「レジリエンスを備えたまちをつくろう」。レジリエンス・防災・復興をテーマにした「未来のまち」を設計する。対象は高校生以下で、2~40人までのチームで参加する。
「たてもの部門」の部門テーマは、「レジリエンスを備えた建物をデザインしよう」。地域の防災対策を調べ、防災・減災に役立つ建物を設計する。また、「たてもの部門 防災ワールド」として、大会オリジナルの「防災ワールド」を使い作品づくりを行う。5つの災害「台風、洪水、地震、津波、土砂災害」が起こることが予想されている。生活や仕事を行う4つのエリア「住宅街、オフィス街、農場、港(海辺)」があり、5つの予想される災害の中から1つ以上の災害を想定し、その被害や防災対策について考える。対象は、小学生以下1~10人までのチーム。
大会は部門により個人、またはチームで参加する。個人では自分の興味・関心をもとに独自の世界を広げることができる。チームでは共同作業を通して、協調性などを身に付けながらプログラミング的思考を学ぶことができる。また、作品を作るだけではなく、1分間の作品紹介動画、2分間のスピーチ、審査員との質疑応答など、さまざまなスキルを求められることで、子供たちの成長に繋がるという。
作品は、全国13ブロックと海外1ブロックの全14ブロックで募集を行い、地区大会を実施する。今後は、6月2日から9月4日午後6時59分まで作品を募集する。9月12日から10月5日に予選、11月1日から12月14日の地区大会を経て、2026年2月15日に東京大学大学院 情報学環・福武ホールにて全国大会を実施する。
そのほか、教育版マインクラフトの無料体験会を全国各地で開催する。Minecraftカップオリジナルの教材を使用し、誰でも参加できる。会場により申込方法や参加方法が異なる。Minecraftカップや体験イベントの詳細は、Webサイトより確認できる。
◆第7回 Minecraftカップ
作品受付期間:2025年6月2日(月)~9月4日(木)18:59まで
予選:2025年9月12日(金)~ 10月5日(日)
地区大会:2025年11月1日(土)~12月14日(日)
全国大会:2026年2月15日(日)
対象:高校生以下
応募方法:Minecraftカップへの会員登録後、「マイページ」より行う