岡山市は2023年12月6日、2023年度（令和5年度）実施の岡山市公立学校教員採用候補者選考試験のうち、「現職教諭（小学校教諭等・中学校教諭等）を対象とした特別選考」の結果について公表した。23人の受験者のうち、小学校5人、中学校5人、計10人が採用候補者となった。
岡山市は、2023年度実施の岡山市公立学校教員採用候補者選考試験の本試験とは別に、現職教諭（小学校教諭等・中学校教諭等）を対象とした特別選考を実施。10月2日から23日にかけて出願を受け付け、11月18日・19日に模擬授業・口頭試問、個人面接を行った。
受験資格は、60歳未満で、2024年4月1日から岡山市公立学校に勤務でき、出願時において、国公私立学校（岡山県内の公立学校を含む）に正規任用の教諭等として在職し（休職中を除く）、通算3年以上の在職経験（休職や育児休業等の期間を除く）がある者。受験区分と採用候補者予定数は、小学校が若干名、中学校が国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語あわせて若干名。
現職教諭を対象とした特別選考には、小学校で13人、中学校で10人が出願。出願者全員が選考を受験し、結果、小学校5人、中学校5人の計10人が2024年度の採用候補者となった。
なお、2023年度実施の岡山市公立学校教員採用候補者選考試験の本試験では、第1次試験、第2次試験の結果、小学校128人（倍率2.5倍）、中学校55人（同4.4倍）、養護教諭5人（同9.6倍）、栄養教諭1人（同25.0倍）、計189人（同3.4倍）が採用候補者となっている。
