私学マネジメント協会は2023年3月11日、公私立校の先生や大学生等を対象に「主体的学びを考えるシンポジウム」を田園調布学園中等部・高等部にて開催する。「知識習得型」「詰めこみ型」教育から脱却し、自走する生徒育成の方向性について考える。参加無料。事前申込制。
コアネット教育総合研究所が運営する私学マネジメント協会では、「自己調整学習理論」を基軸とした主体的学習者を育成するための学びのあり方を、学術研究者と現場で活躍する先生方とで議論し構想していくための場として、2020年9月に「主体的学びを科学する研究会」を設立。
今回は、「主体的に学びに向かう態度」を養うための具体的な方向性を模索し、議論を活性化することを目的に、同研究会の第二期成果報告会として「主体的学びを考えるシンポジウム」を開催する。当日は16名の現役中高教員が研究実践とその効果を発表する。
シンポジウムのセッションは3部制。セッション1は「良質な学習サイクルの確立における『学習方略』『メタ認知』の効果」と「授業・課題・テストを通して『学習観』の転換を図ることの効果と課題」の2つのテーマに沿った指定討論。セッション2は、共同研究校の先生が実践内容について、ポスター形式で報告する。セッション3はポスター発表を踏まえて、生徒の主体的学びを実現するための教育デザインのあり方について、まとめの討議を行う。また、セッション1と2では質問、意見交換の時間を設け、双方向で議論を深める。
参加は無料。申込みは、私学マネジメント協会のWebサイトから受け付ける。
◆主体的学びを考えるシンポジウム
日時：2023年3月11日（土）13:00～17:00（開場12:30）
会場：田園調布学園中等部・高等部（東京都世田谷区東玉川2-21-8）
参加費：無料
参加対象：全国の私立・公立学校の先生、研究者、大学院生・大学生
申込方法：申込フォームより受け付ける
