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女子中高生の理系進路選択支援プログラム…11件採択

 科学技術振興機構(JST)は2022年4月20日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の2022年度(令和4年度)採択機関を発表した。17件の応募のうち、秋田大学や信州大学、熊本大学等11件の機関が選定された。これにより、2022年度の実施期間は16拠点となる。

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女子中高生の理系進路選択支援プログラム
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 科学技術振興機構(JST)は2022年4月20日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の2022年度(令和4年度)採択機関を発表した。17件の応募のうち、秋田大学や信州大学、熊本大学等11件の機関が選定された。これにより、2022年度の実施期間は16拠点となる。

 「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」は、女子中高生の理工系分野に対する興味・関心を高め、理系分野へ進むことを志すためのさまざまな取組みを支援する事業。1件あたりの支援額は、年額上限300万円。支援期間は2年間。

 2022年度は1月24日から2月25日の期間に公募し、17件の応募があった。その後、外部有識者で構成される委員会で審査した結果をもとに、秋田大学、福島工業高等専門学校、信州大学、滋賀県立大学、京都光華女子大学、四天王寺大学、徳島県立あすたむらんど子ども科学館、北九州市立大学、佐賀大学、熊本大学、琉球大学の11機関の採択を決定した。

 JSTのWebサイトでは、各機関の企画概要を公開している。このうち、秋田大学は「興味をキャリアへ続・あきた理系プロジェクト」と題し、「発酵食品」「自然と再生可能エネルギー」といった秋田の強みを生かしたテーマで理系人材の裾野拡大を目指す。

 佐賀大学は、西九州大学(佐賀県)・長崎国際大学・佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市)と3大学1高専で連携。「継続・育成型STEAMガールズ in SAGA・SASEBO」の企画名で、西九州地域の女子中高生や保護者、教員に向けて科学への興味を促し、理系進路選択の可能性について学ぶ場を提供する。
《奥山直美》

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