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ローカルブレイクアウトとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

ICT機器 その他
ローカルブレイクアウト
  • ローカルブレイクアウト
  • ネットワーク構成のメリット、デメリットの比較
 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

ローカルブレイクアウトとは


読み


 ろーかるぶれいくあうと

表記


 ローカルブレイクアウト、Local Break Out、LBO

分類


 ICT

ひとことで言うと


 ルータ等で通信を識別し、その内容によってトラフィック(送受信される信号やデータ)を振り分けること。

解説


 学校のルータ(2つ以上の異なるネットワークをつなぐ通信機器)等で通信を識別し、その内容によってトラフィックを振り分ける方式。通信内容が校務系であれば既存のネットワーク回線を使用し、学習系を新たなネットワーク回線に流すといった考え方や、学習系の中でもクラウドサービスのみ新たな経路に流すといった考え方がある。
 既存のセンター設備を利用する通信のみ集約接続させ、その他の通信を分散させることで通信が集中するのを回避できることから、通信速度が遅くなる等のボトルネックを解消できる。
 直接インターネットに接続するため、学校個別接続と同じようにUTMやファイアウォール等の設置(または同様のクラウドサービスの利用)が必要。

関連用語


UTM、ファイアウォール

最終更新日:2021年10月19日
《外岡紘代》

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