LITALICOインクルーシブ教育実践研究会は、Zoomを活用したウェブセミナー形式で「インクルーシブ教育を考える管理職研究会」を2025年2月22日に開催する。対象は教育委員会や学校管理職の先生で、インクルーシブ教育に関する人材育成や研修実施の具体例を紹介する。セミナーは午前10時から11時15分まで行われ、参加者は事前に申し込む必要がある。
インクルーシブ教育は、すべての子供が共に学ぶことを目指す教育方針であり、特別支援教育の充実が求められている。今回の研究会では、学校全体や自治体全体でのインクルーシブ教育の実践に役立つ情報を提供することを目的としている。特に、特別支援学級や通級指導教室を担当する教員の増加に伴い、人材育成の重要性が高まっている。
第一部では、全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会の調査部長である加藤憲司先生が、学校管理職としてインクルーシブ教育に携わる先生たちの現状や、管理職として求められる役割について説明する。加藤先生は、民間企業を経て都立特別支援学校の教員として採用され、東京都教育委員会や葛飾区教育委員会で指導主事を務めた経験を持つ。現在は東京都足立区立足立小学校長を務めている。
第二部では、全日本特別支援教育研究連盟研究部部長の山中ともえ先生が、インクルーシブ教育に関わる人材育成について説明する。山中先生は、中学校の教員をしながら筑波大学大学院夜間修士課程リハビリテーションコースを修了し、東京都教育委員会指導主事や東京都調布市立飛田給小学校長を歴任した。全国の研修の実践事例を具体例とともに紹介し、研修実施のポイントを解説する。
参加者は、個人のメールアドレスで事前に申し込む必要があり、申込締切は2025年2月20日正午までとなっている。セミナー終了後には、事前に申し込んだ参加者に対してアーカイブ配信も行われる予定である。
◆インクルーシブ教育を考える管理職研究会
日時:2025年2月22日(土)10:00~11:15
会場:Zoomウェブセミナー
対象:教育委員会および学校管理職の先生
締切:2025年2月20日(木)正午
参加費:無料
申込方法:個人のメールアドレスで申し込む