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東京都、一般任期付職員「学芸研究」募集

 東京都教育委員会は2022年12月23日、一般任期付職員(学芸研究)を募集することを公表した。任期は2023年(令和5年)4月1日から2025年(令和7年)3月31日まで。採用予定人数は1人。申込みは1月17日午後5時まで。

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学芸研究職(一般任期付職員)募集
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  • 職種・業務内容等

 東京都教育委員会は2022年12月23日、一般任期付職員(学芸研究)を募集することを公表した。任期は2023年(令和5年)4月1日から2025年(令和7年)3月31日まで。採用予定人数は1人。申込みは1月17日午後5時まで。

 募集する学芸研究職(一般任期付職員)の業務内容は、文化財調査活動を通じた文化財の指定、保存および活用の企画立案・事業実施。官公庁、学識経験者、美術館、博物館、関係研究機関、文化財所有者等との渉外業務。さらに、博物館登録に関する調査・資料収集整理および文化財保護に関する一般行政事務となっている。

 任期は2023年4月1日(原則)から2025年3月31日まで。勤務場所は東京都本庁舎等(東京都教育庁)。応募資格は、文化財保護に係る官公庁、関係機関等での渉外業務経験、文化財に関する調査または保存修理、関連する報告書の作成および論文等の発表等、文化財保護に関する業務に従事した経験を有する人。学歴区分は、大学院博士課程または修士課程の修了、大学(4年制の大学)の卒業。必要な実務経験は主任職で5年以上、主事職で2年以上。

 さらに、学芸員資格を有し、かつ学校教育法に基づく大学において日本建築史に関する分野で修士もしくは博士の学位を有する人、またはこれに準ずる能力を有する人、または日本美術史、日本史(文献史学)、日本民俗史に関する分野で修士、もしくは博士の学位を有する人、またはこれに準ずる能力を有する人等。

 申込みは、採用選考申込書・職務経験調書、小論文を提出。小論文の課題は、「都内の文化財の適切な保護と活用を推進するため、都教育委員会において、これまでのあなたの職務経験の中で培ってきた知識や能力をどのように生かしていくのか、具体的にあなたの考えを述べなさい」で、1,200~2,000字程度で回答する。申込みは、東京共同電子申請・届出サービスのホームページから行う。申込締切は1月17日午後5時。

 第1次選考は書類審査および小論文による選考。第2次選考は口述考査(個別面接)を2月3日および2月6日のうちの指定する日に行い、最終結果通知は2月中旬となっている。なお、初任給は、職務経験等に応じて決定。職務経験が一定以上ある人は、所定の基準により加算される場合がある。参考例として、主事の職務経験が2年の場合の初任給は約24万4,400円、主任職経験が5年の場合の初任給は約27万7,000円。詳細はWebサイトで確認できる。


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