三菱みらい育成財団は2022年3月4日、高校・教育事業者・大学等を対象とした、2022年度助成事業の新規案件募集を開始したことを発表。締切りは4月4日午後5時。 三菱みらい育成財団は、自ら問い、考え、行動する主体的な若者を育てる教育を支援するため、10年間で100億円を拠出し、高校生・大学生向け教育プログラムを助成している。助成事業は2020年度から行っており、これまでの2年間で合計146件のプログラムを採択し、参加した約8万人の高校生・大学生を助成。今回は、3回目の募集となる。 募集カテゴリは、「（1）高等学校等が学校現場で実施する心のエンジンを駆動させるプログラム」「（2）教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム」「（3）卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する先端・異能発掘・育成プログラム」「（4）21世紀型教養教育プログラム」「（5）主体的・協働的な学習を実践できる教員養成・指導者育成プログラム」の5つ。助成期間は1年間としているが、原則3か年継続すること。 助成対象者や教育プログラム参加者、金額、採択件数、選考プロセスはカテゴリによって異なる。たとえば、カテゴリ（1）は、助成対象者が高等学校等（中等教育学校、高等専門学校を含む。在外教育施設は除く）、教育プログラム参加者が高校生等（15～18歳の年齢層）。金額は年間100～200万円程度／校（200万円は高校1・2年の全員向けプログラムを想定。また、参加者が100名以下は最大100万円）、2022年度採択は50件程度。応募書類提出後、選考委員による面接（5月中・下旬 Zoomによる面接）を予定している。 応募ページボタンから仮登録画面で入力すると、自動返信メールにて本登録用URLが送付される。その本登録用URLを用いて、本登録画面から応募すること。締切りは4月4日午後5時。
