2019年、東京都調布市に開校したドルトン東京学園中等部・高等部。生徒は、BYODで自らのPCを所持し、学習の成果はクラウド上のLMS「まなBOX」で管理されている。生徒は学習について教員との間で「アサインメント」という契約を交わす。「アサインメント」は各教科の単元ごとに構成され、学習の評価は、スモールステップで行われるため、ドルトン東京学園中等部・高等部には、いわゆる定期テストはない。
ドルトン東京学園では、生徒同士、生徒と教員、教員同士とあらゆるコミュニケーションにICTを活用し、生徒は希望すれば、自宅からZoomにより授業に参加することが可能という。さらに、国境を超えた他校との交流も盛んに行われている。授業は、PBL(Project Based Learning)が基本であり、協働での課題解決のための話し合い、プレゼンテーション、振り返りが含まれる。「授業のあらゆる場面でデバイスが活用されているほか、授業外の場面においても、コミュニケーションツールとしてデバイスは有効に活用されている。教師から求められる学習課題には、動画で学習成果をまとめるものもあり、もはや、デバイスなくして、学習は成立しない」と荒木校長は語る。
ウェビナー概要
プログラム
・00:01:45~ 荒木貴之氏「1人1台端末で広がる子供たちの未来~ドルトン東京学園の挑戦」
・00:46:30~ 飯塚祐一氏「自律的な学びを育む学習者中心の教育メソッドに、最適な『Dell Chromebook』のご紹介」
・01:07:30~ 質疑応答(荒木貴之氏・飯塚祐一氏)
登壇者
荒木貴之氏
公立中学校理科教諭、東京都教育庁指導主事、立命館小学校副校長、追手門学院参与、河合塾主席研究員、武蔵野大学教授等を歴任し、現在はドルトン東京学園中等部・高等部校長、情報経営イノベーション専門職大学教授。研究領域は、ネットワーク上における調整学習、国際教育。文部科学省ICT活用教育アドバイザー、経済産業省「未来の教室」アドバイザー等の社会貢献活動に従事している。博士(情報科学)。
飯塚祐一氏
デル・テクノロジーズ クライアント・ソリューションズ統括本部 ビジネス・ディベロップメント事業部、教育市場ビジネス開発マネージャー。