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ソーシャルメディアとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

ソーシャルメディアとは


読み


 ソーシャル メディア

表記


 Social Media

分類


 ソフトウェア/技術/一般常識

ひとことで言うと


 「“他の人との交流”を重視したネットサービス。FacebookやTwitterなど」

解説


 「ソーシャルメディア」は、“他の人との交流”を重視したネットサービス全般を指す。「Facebook」「mixi」「GREE」「Google+」などをはじめ、「LINE」「Twitter」、さらにはコメント機能があることから、画像サービスである「niconico」「YouTube」「Pixiv」なども含まれる。匿名であるが、電子掲示板の「2ちゃんねる」、あるいはブログやWikiなども含む考え方もある。2000年代後半から用語として普及した。

 ソーシャルメディアでは、自分以外との他者とインターネットを介して交流することとなる。顔が見えないことから、直接対話より劣るとする意見もあるが、年齢や場所にとらわれないフラットな人間関係を築ける点、著名人や遠隔地の人と制約なく交流できる点から、現代の社会構造に影響するまでになってきている。たとえば一個人の意見が直接のメッセージとして国家元首に届くなど、従来ではありえなかった。

 一方で、自分の言動がつねに他者の眼にさらされるため、ちょっとした発言を攻撃される「炎上」、見栄を張り続けることからくる「ソーシャル疲れ」、ソーシャルのコミュニティで発生する「ソーシャルいじめ」などが、教育現場でも近年問題化している。

 ソーシャルメディアでの交流は、個人個人の場合もあるし、グループに重きを置いたサービスの場合もある。似た用語である「SNS」(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、グループを核としたコミュニケーションを重視したサービスで、ソーシャルメディアの1種だといえる。

 なお新聞・ラジオ・テレビ・出版など、大衆を相手に“企業が一斉送信するメディア”は「マスメディア」と呼ばれており、これに対する言葉として、“個人が一斉送信するメディア”「ソーシャルメディア」が生まれたと考えられる。

関連用語


 SNS

最終更新日:2016年6月13日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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